tsumikiのBlog

せっかちな主婦の記録

冷凍生地で食パンを焼く

パンを焼き始めた当初はそのプロセスごと楽しくて、
仕事で疲れて帰っても1からパンを焼いたものだ。
でも今は、以前のようなパン作りの楽しさを感じず、
日々の体調や時間とのバランスを取る必要を感じた。
そんな訳で、全ての工程の日を分けることに決めた。
*** 1日目.湯種作りはここから。***
  所要時間:約30分。
  ※湯種は冷蔵庫で3日間保存可能。
  ※12時間経過後から使用可能。
[材料:強力粉・熱湯 各100g]
[材料:てんてきの糖・塩 各10g]
①ケトルにお湯100g+αを沸かす。
②ボウルに熱湯以外の材料を計量する。
③お湯が沸いたら②のボウルに熱湯100gを計量。

④残り+αの熱湯は湯煎用として別ボウルに入れる。
⑤④に③を置き、湯煎状態でヘラなどを使い捏ねる。

⑥ある程度捏ねたらラップに乗せる。
 50℃以上の温度なら成功だそう。

⑦ラップにくるみ粗熱が取れたら冷蔵保存。
*** 1日目.1.湯種作りはここまで。***
***~3日目.2.生地作りはここから。***
  所要時間:約3時間30分。室温~20℃。
  ※事前に冷蔵品を常温に戻す。
   湯種と冷蔵保存のメープルシロップ。

[材料A:強力粉 400g/スキムミルク 20g]
[材料A:きび砂糖 60g/メープルシロップ 30g]
[材料A:インスタントドライイースト 6g/湯種]
[材料B:ぬるま湯(約30℃)250g]
[材料C:ショートニング 40g]
①ぬるま湯より少し高い温度のお湯を作る。
②材料Aを順にミキシングボウルに計量する。

③①で用意した材料Bの温度を確認し、
 ②のミキシングボウルに追加計量する。
④超低速でミキシング開始。
 ある程度塊になったら低速に切替え5分。

⑤5分経過後、ミキシングを止め、材料Cを投入。
 様子を見ながら、再び低速で5分程ミキシング。

⑥5分経過後、今度は3分程高速でミキシング。
⑦生地の様子を見て大丈夫そうなら分割作業へ。
 型(1斤)に合わせて一次発酵前に生地を分割。
 私の場合は一斤✖2個をだいたい均等に分割。
 正確な分割より切り足し回数が少ない方が◎。

⑧一次発酵前半開始。
 1時間を目安に様子を見ながら発酵させます。
⑨一次発酵前半終了。
 1時間15分程経過の生地。
 ここで1度パンチをいれます。
 この日は室温が低く発酵の状態は弱い方です。

⑩一次発酵後半開始。
 30分を目安に様子を見ながら発酵させます。
⑪一次発酵後半終了。
 一次発酵前半終了から50分程経過後の生地。
 この日は室温が低く発酵の状態は弱い方です。

⑫型に合わせて生地を分割。
 私の場合は角食型と通常の型の2種類なので、
 それぞれの型に合わせざっくり分割をします。

⑬濡れふきんで生地を覆いベンチタイム20分。
⑭ベンチタイム終了後、成形し型に入れる。
⑮型ごと密閉袋に入れ、冷凍庫へ入れる。

***~3日目.2.生地作りはここまで。***
もちろん⑭を終えた後、そのまま発酵⇒焼成も可能。
その場合約40分程度で発酵が終わるかと思います。
私は1つは焼いて1つは冷凍というパターンが多い。
冷凍以降は自分のタイミングで解凍~発酵~焼成へ。
***~X日目.3.解凍以降はここから。***
解凍方法は焼成のタイミングに合わせます。
数時間後なら室温で、本日中であれば冷蔵庫で解凍。
↓↓↓冷凍庫から出した数日後の生地の状態。↓↓↓

冷蔵庫に入らない場合は野菜室で解凍しても大丈夫。
私の場合は出勤前の7時頃野菜室に置き解凍を始め、
帰宅後の19時30分過ぎに室温に置きます。
そこから発酵完了は室温で2~3時間位でしょうか?
冷凍庫から直接室温に戻しても同じ位だと思います。
我が家の電気オーブンは予熱に20分位必要なため、
7割位の発酵で予熱を始め、完了の頃には発酵完了。
発酵不足はほぼないけれど、発酵し過ぎは冷蔵庫へ。
↓↓↓オーブンを予熱する直前の生地の状態。↓↓↓

200℃で23分焼きます。
少し焼き色が付き過ぎたけど許容範囲でしょう。

***~X日目.3.解凍以降はここまで。***
***~X日目.4.更に数日後の解凍はここから。***
通常の型とは別日にもう一方の角食を焼きました。
↓↓↓冷凍庫から出した数日後の生地の状態。↓↓↓

↓↓↓オーブンを予熱する直前の生地の状態。↓↓↓

200℃で23分焼きます。
また焼き色が付き過ぎたけど許容範囲でしょう。

***~X日目.4.更に数日後の解凍はここまで。***
全工程を3つに分割しただけなのにとても楽!
1..時間のある時を見計らい、事前に湯種を作る。
2..湯種をもとに生地を作ったら、冷凍保存する。
3..自分のタイミングで生地を解凍しながら焼く!
しばらくはこのペースでパン作りを続けるとしよう。