tsumikiのBlog

せっかちな主婦の記録

湯種製法

湯種製法というもので初めて食パンを焼いてみる。
レシピはあくまで参考に、再現する気は毛頭ない。
レシピの粉は常備していない為、違う粉で代用。
百人百様、手順通りと行かずともまずは湯種作り。
「捏ね上り温度50℃以上」⇒41℃を表示。
レシピ写真とは異なる仕上りも当然の成り行き。

気を取り直して翌日。続いては生地作り。
レシピには途方もない労力の記述があるけれど、
普段通りスタンドミキサーの選択に迷いなし。
掛けた労力の分だけ美味しいパンが仕上る説も
私には不向きで、長続きしない未来は明らか。
ミキシングに所要時間20分位掛けたけど、
まとまり悪くべたつき、粗さが残る仕上り。
時間経過による変化も余り見られないから終了。
しかし捏ね上げ温度は28℃の合格ラインを達成。
通常は10~15分で艶やかで伸びのある
生地に仕上ることを考えるとやや勝手の違う結果。

室温で1時間発酵を終えた生地。

パンチを終えた生地。
1度ボウルの中でパンチ。レシピは台の上。

室温で30分の発酵を終えた生地。
手抜きなのでまぁこんなものでしょう。

いよいよ台に乗せて分割ベンチ成形。
生地はふわふわと柔らかく思っていたより扱い易い。

少しの粉で作業できたけど見た目は不細工。

室温で1時間発酵を終えた生地。

オーブン予熱中の間に発酵が進みフタが閉まらず
『角食』の予定が普通の食パンになってしまった。
焼成は200°で30分を予定していたけれど、
焦げ始めてきたので20~25分で切り上げる。

評判通りのふんわりもちもちの食パンでした。
最近流行のどこかのお店の食感に近いのかな。
レシピに忠実に作ればもっと美味しいパンが
できるだろうけど、今の私にはこれで十分。
夕方焼いたパンをカットせずに麻袋で保管し、
翌日の朝カットしてそのまま食べられます。
私は無理だけど夫は何も塗らずに食べます。
カット後はラップなしの密閉袋で常温保存。
翌々日の朝もそのまま美味しく食べられます。
私には味や食感に大きな変化は感じません。
家庭で食べるには十分じゃないでしょうか。